「うちの店には、どの形のメニュー表が一番合うんだろう?」と悩んでいませんか?
実は、メニュー表の形状(縦長、2つ折り、3つ折りなど)は、お店の雰囲気だけでなく、テーブルの上での扱いやすさや売上にも大きく影響します。
今回は、それぞれの形状のメリット・デメリットと、飲食店の業態や席に合わせた「正しい選び方」をわかりやすく解説します。

※記事で紹介している施策や事例は一般的なものです。弊サービスとは考え方の違うものもあります。

【プロが作る】飲食店向けメニュー表はこちら

メニュー表の「形状」がお店の印象と売上を左右する理由

メニュー表の形状は、お客様がお店に入って最初に触れる「ブランドイメージ」そのものです。
また、テーブルの広さに対してメニューが大きすぎると食事の邪魔になり、逆に小さすぎると文字が見づらく注文の機会損失に繋がります。
お店の業態や席の環境に合わせた最適な形状を選ぶことは、居心地の良さとスムーズな注文を両立させるためにとても重要です。

「縦長メニュー表」のメリット・デメリットと向いている業態

「縦長メニュー表」は、スマートで洗練された印象を与えやすいのが特徴です。

メリット:スタイリッシュで場所を取らない

縦長の形状は、見た目がすっきりとスタイリッシュに仕上がるのが最大のメリットです。
横幅を広く使わないため、2人掛けの小さなテーブルやバーカウンターに置いても邪魔になりません。
お客様の手元でもスマートに扱えるため、大人の落ち着いた空間を演出するのに最適です。

デメリット:メニュー数が多いお店には不向き

横幅が狭いぶん、1行に書ける文字数や載せられる写真のサイズに限りがあります。
品数が多すぎるお店が縦長を選んでしまうと、文字を極端に小さくするか、ページ数を大量に増やすしかありません。
結果として、ごちゃごちゃして見にくくなる原因になります。

相性抜群の業態:カフェ、バー、こだわり専門料理店

ドリンクが中心のカフェやバー、または「これ!」という厳選した名物料理で勝負する専門料理店と相性抜群です。
品数をあえて絞り込み、縦長のラインを活かしてシンプルで見やすいレイアウトを組むことで、お店のこだわりがより引き立ちます。

「2つ折りメニュー表」のメリット・デメリットと向いている業態

「2つ折りメニュー表」は、最も馴染み深く、誰にとっても扱いやすい王道の形です。

メリット:本のように読めて、ストーリーを伝えやすい

本をめくるような感覚で読めるため、お客様が違和感なく情報を追えるのがメリットです。
左から右へと自然にページが展開していくため、「前菜からメインへ」といった食事のストーリーを伝えやすく、お店が本当に売りたいコースや名物料理へスムーズに誘導できます。

デメリット:中央の折り目部分のデザインに注意が必要

どうしても中央に「折り目(筋)」が入るため、その部分に重要な文字や写真の顔が被らないように配置しなければなりません。
折り目をまたぐような大胆なレイアウトにする場合は、印刷したときにズレや文字切れが起きないよう、慎重に余白を計算する必要があります。

相性抜群の業態:居酒屋、イタリアン・フレンチ、定食屋

ある程度の品数があり、料理のジャンルが多岐にわたる居酒屋、イタリアン、定食屋にぴったりです。
ページごとに「お肉」「魚」「パスタ」のようにカテゴリを明確に分けやすいため、お客様が迷わずに食べたいものを見つけられます。

「3つ折りメニュー表」のメリット・デメリットと向いている業態

「3つ折りメニュー表」は、コンパクトさと情報の網羅性をあわせ持つ、万能な形状です。

メリット:開くワクワク感があり、コンパクトに畳める

パタパタと広げる楽しさがあり、全面を開いたときには圧倒的な存在感を出せます。
その一方で、使い終わったら1面分のサイズにコンパクトに畳めるため、テーブルの上でかさばりません。
限られたスペースを有効活用するのに非常に優れた形です。

デメリット:情報の配置を間違えると一気に見づらくなる

3つ折りは、表裏を合わせると全部で「6つの面」が生まれます。
どこに何を載せるかのルール(視線誘導)を間違えると、お客様がどこを見ていいかパニックになりがちです。
折り畳んだ状態(表紙)から、開いていく順番を計算した構成が求められます。

相性抜群の業態:ラーメン店、焼肉店、ランチメニュー

1枚のシートで全メニューがパッと見渡せるため、滞在時間が短めのラーメン店や、注文のテンポが速い焼肉店に最適です。
また、ディナー用とは別にサクッと見せたい「ランチ限定メニュー」や「テイクアウト用」としても非常に人気があります。

お店に合わせた「最適な形状」を決める3つのチェックポイント

自店舗のメニュー表を新しくする際は、以下の3つの基準で考えると失敗がありません。

チェック1:客席(テーブル)の広さとメニューの置き場所

まずは店内のテーブルサイズを確認しましょう。
料理の皿が並んだとき、メニュー表を広げるスペースが残るかどうかが重要です。
常時テーブルに立てて置いておくのか、注文時だけスタッフが渡すのかによっても、選ぶべきコンパクトさは変わります。

チェック2:掲載したい総メニュー数と写真の量

「載せたい料理の数」と「写真の枚数」をあらかじめ書き出してみてください。
写真付きでたくさん載せたいなら、紙面を広く使える「2つ折り」や「3つ折り」が有利です。
逆に文字中心で洗練させたいなら、「縦長」で余白を活かすのが美しく見せるコツになります。

チェック3:客層(シニア層やファミリー層など)の視認性

お店に来るお客様の年齢層も大切な判断基準です。
シニア層やファミリー層が多い場合、文字や写真が小さくなりがちな「複雑な折り方のメニュー」は敬遠されます。
パッと開いてすぐに全体が見渡せる、シンプルで大きな形状(A4の2つ折りなど)を選びましょう。

複雑なレイアウトや特殊な形状こそ、プロのデザインにお任せください

メニュー表の形状を変えるだけで、お客様の注文のしやすさは劇的に変わり、客単価やリピート率の向上に直結します。
しかし、2つ折りや3つ折りといった特殊な形状は、折り目の位置や視線の動きを計算してデザインしなければならないため、自作すると失敗しやすいのも事実です。
あなたのお店に眠る料理の魅力を最大限に引き出し、売上を伸ばすための「理想の形状とデザイン」を、ぜひ一度プロの手で形にしてみませんか。